編み図の見方/往復編み、輪編み


みなさん、こんばんは。
ていうか誰も見てないだろうけど、
あえて誰かがいる体で書いてます。

さって、今回は編み図の見方ですね。
前々回に載っけてた編み図を元に進めていきますー。


▲前々回のやつですね。

はい。ではでは。
一番多く目につくのが、基本の表目、裏目の記号ですね。
表編みはこの記号。




裏編みはこれ。




今回の編み図もですが、本によっては
どちらかが空白の□で表記されていることも多いです。
線がたくさんあると、全体が見づらくなるからでしょうね。
書いてある記号がどっちなのか、作り始める前によくよく確認しといた方がよいです。
私は最初の認識が間違って逆転して編んだりしてました。。。。

さて、次に、この編み図だと作り目は30作るとあります。
前々回の「作り目」動画を参照してもらって、30目作りましょう。


はい。できました。
次に、一つ上の 2段目を編むわけですが、
まず、今まで編んでいたものを裏返しにします。

パタリ。作り目のあまり糸が右に来ましたね。
そして2段目を編むんですが、
この時編む場所はここになります。
下図の緑で囲っている部分。



?どういうこと?
と思う方。はい、今日の大事なとこです。

編み図は表から見た目の状態を書いている

これをまず頭において、読み進めてください。


で、編み図の右下、赤丸の部分に注目してください。
この矢印が、編み進める方向を指したものになるのです。

作り目は右から始まりましたよね?
これは、1段目は右から編み始めて、往復するように裏返したら、
2段目は左はじから編んでくださいねー、という意味の矢印なのです。
つまり、編みの進路はこんな感じ。



見事に往復してますね。
編み本にでてくる「往復編みで編む」というのはこれのことです。
ペラ一枚を編む時はだいたい往復で編んでいくわけですな。
まあ、よく考えたら毛糸をつなげた状態で
上へ上へ進むんだと思えば当然なわけです。

さてこの往復編みで一番のポイントです。

往復編みの場合、偶数段の記号は反転する。


繰り返しますが、編み図は作品の表(おもて)側を記号で表しているので、
裏返した2段目は編み図も裏返る、という仕組みなんですね。
したがって、2段目以降の偶数段(裏返して編む段)は
表編みは裏編みに、裏編みは表編みに、となるのです。


。。。。ややこしわ!


私はここで1回、棒針を壁に投げつけました(基本短気)。

そして。これが往復編みの矢印の読み方なのですが、そうでないものもあります。
と聞いて、ぐったりしたあなた!
気をしっかりもって!大丈夫です。そんなに難しくありません。


はい。右下の、こんな矢印。
※ただの画像例なんで、ほかの情報は無視してくださいね。

この場合は1段目の最後の目から、
2段目をそのまま右側から続けて編むことになります。
主に帽子など、輪っか状に編んでいくものに
これが出てきますね。

2段目は右の最初の目に戻って、その上に編むので、
そのまま記号の通りに編んでいきます。
今度は螺旋状にぐるぐると段を積んでいくわけですね。
これが輪編みです。

他にもいろんな記号があるんですが、
今回はひとまずここまで。
表編み、裏編みを覚えるために
ガツガツ編んで段数を増やしていきましょう。
編み物に必要なのはセンスでも何でもありません。

根気のみです。マジで。

(3年目の結論)

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