編み始め/作り目 <棒針編>

こんばんは。
ただいま豚ヒレブロックを茹でています。
明日には美味しい茹で豚ができます。

ということで(どんな転換だよ)
今回は編み始めですー。
※私が棒針から始めたものですから、
 話の中心は棒針での製作過程になります。
 今年はかぎ針も結構進められるようになったので、
 かぎ針編は稿を改めます。あしからず。

ちょうど2年前。道具もそろったし、毛糸も買った。
順番万端だぜ!と編み本をよくよく読み込んで
私は思ったのです。

これ、どうやるの?

全くわからないわけです。本を読んでもまるきり、です。
取扱説明書を読むのは苦でないタイプなので、
読解力には自信があったのに、、、、にもかかわらずです。
いや、図解はある。が、優しくない。大人なのに泣きそうでした(笑)

で、そんな私を助けてくれたのがこちらの動画。↓


http://www.1101.com/mikuni3/2012-11-09.html
テキスト解説がコチラ。
いやぁ、、、、21世紀って本当すばらしい。。。
ネットで検索したら、もっとたくさんの動画が出てきますけども、
パソコンのモニターとにらめっこしながら各コマでストップ、
再生、ストップ、巻き戻し、再生、を繰り返して
ようやく作り目(1段目)が完成しました。

ただですね、この動画のようなやり方以外にも
作り目の編み方があることに気づきます。
ほっとんどの編み本にでてくる作り目の方法。
それが、「指で糸をかける作り目」です。



最初の動画と全然違うでしょう。こんなのを同時に見てしまったら
初心者はパニックです。だって、正解がわからないんだもの(笑)
で、結局ですね、両方とも正解なんです。どっちで作っても同じ。
やや仕上がりに差があるぐらいなんだそうです。
じゃあ、最初にそう言ってくれよーーー!と私がうなだれたのも無理ありません。
ま、独学でやるってのはそういう遠回りが多いんですけども。

大きな違いは編み始めの余り糸がどっちにでるか。です。
針で編む作り目は1つ目に、
指でかける作り目は最後の目にでるんですね。
その余り糸がどっち側に出てるかで、
今編んでいる段が奇数か偶数かを判断したりしているので、
勘違いすると自分の居場所を見失います(笑)

ほかにも、作り目はいろいろ編み方があります。
「別鎖で編む作り目」や、かぎ針で糸を引き出して作るものとか。
でも正直そんな色々覚えなくていいです。
だって所詮作り目だもの(笑)
あ、でも別鎖で編むのはいるかな。セーターとか、
あとでその別鎖を解いてパーツをつなぎ合わせることができるので
ウエアなど大物作品にはわりと必須です。

でも大体編み本に載ってるのは「指でかける」やつが多いなという印象です。
ということで、必要な分だけ目を作って針にかけます。


 ▲指でかけるやり方の作り目。
編み終わりに糸のあまりと、編み続ける糸の2本が出てますね。
全部で51目あります。

これができたら、編み図に戻って、
編む進行方向をさした←にそって作っていきます。

<編み図例:マフラー>


サンプルとしてこの編み図通りに作ってみましょうか。
*編み図はここから拝借いたしました。
http://www.tezukuritown.com/recipe/

見て、いやいや、これなんもわからんて。と思った方。
本当そうなんですよ。
暗号だらけで、なにをどうすりゃいいのかわかりませんよね。
でもこれ、音楽の譜面と一緒で、記号が読めれば、
どんなものでも編めるようになるのです。
次回、表目裏目といったベースの編み方と一緒に解説していきます。

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